
予防歯科とは?
予防という字は「あらかじめふせぐ」と書きますね。つまり、前もってよくないことから回避するということになります。
歯のことにあてはめると・・・
むし歯や歯周病の進行を予測して、急に痛んだり、腫れたりすることを減らすことができないか?
さらに進めれば、むし歯や歯周病そのものにならないようにすることができないか?
ということになります。
これは、条件がそろえば不可能ではありません。
病状が進行する前に治療ができれば、治療も簡単なもので済み、治療回数も少なくできるので、結果として治療費も安くなります。
そういうことを考えると定期的に通院していただくことのメリットは出てきます。
なにより、お互い顔なじみになることで治療にも慣れるし、恐怖感の緩和にもなるでしょう。
より質の高い診療
別の局面から考えると、私1人で1日に治療できる人数は限られます。1日に50人の患者さんを診ることは物理的に不可能です。
開業当初は治療のために訪れる患者さんが多く、予約時間も全然守れずにお待たせすることばかりで、ご迷惑をおかけしていました。
予防という要素を入れた診療体系にすることでペースが守れ、お待たせすることも比較的少なくなり、結果的により質の高い診療へとつながっています。
生活習慣病には予防が必要です!
歯やお口の病気は生活習慣病のひとつで、慢性の病気です。
急に痛みが出るというイメージがあるかもしれませんが、実は急に悪くなることは、めったにありません。(ケガで歯が折れたり、骨折などの時、あるいは硬い物を噛んだりして歯が欠けたり割れたりした時ぐらいです。)
言い換えると、歯やお口の病気には必ず“前兆”があります。
前兆を見逃さずに診せていただければ、ひどくなることはありません。
お互いにストレスを抱えないように
むし歯や歯周病などのトラブルを抱えて歯科医院を訪れる方のほとんどが、「痛いのはイヤだ」とおっしゃいます。
私は、患者さんに痛い思いや嫌な思いをして欲しくありません。
そして、私自身も歯を削ったり抜いたりするような治療をできるだけしたくはありません。
やむを得ない処置となってしまい、お互いにストレスを抱えることのないように、私は『予防』という考え方を大切にしています。