歯とお口の健康で苦労されたつらい経験がある親御さんほど、お子さんの歯の健康には敏感になることでしょう。
実際に、近年の親御さんの意識向上には、私たちも感服します。
ただ、親御さんの目の届く時期、言うことをきく時期はある程度限られているのも事実です。
実際に、小学生のうちはしっかり来院されていたお子さんが、中学生になると来院されなくなってしまうケースは非常に多いのが実情です。
成長とともに世界が広がり、忙しくなってくると思いますので、仕方のない一面もあるとは思います
しかしながら、根本的には『歯医者さんに行く重要性』をお子さん自身に理解してもらうことが重要だと思います。
子どもと言っても、自分の意思があります。
ですから、お子さん自身にも歯医者さんに定期的に行くことの重要性を理解してもらい、自らの意思で歯医者さんで定期的に健診を受けてもらうことが大切です。
子どもの時期、特に永久歯に生え変わっている時期の習慣が一生涯の歯とお口の健康にも影響することに思いを馳せ、お子さん自身に理解して行動してもらうことを大切にしています。