小児歯科

10年前と比べて、お子さんの歯の健康に関する状況は大きく変わってきています。

現代のお子さんは、昔の子どもたち(つまり親御さんたち)と比べると、むし歯の数が激減しています。

その背景には、親御さんたちの意識の高さがあります。そして、おやつにキシリトールなどむし歯になりにくい甘味料が使われていることも良い影響を及ぼしているのでしょう。

非常に喜ばしい状況である一方で、大人に近づくにつれてだんだん歯とお口の健康状態が悪くなっていっているのも事実です。

親御さんの目が行き届きにくくなり、食生活や生活習慣も徐々に乱れがちになってくるからでしょう。

特に、中高生の“歯肉炎”(初期の歯周病)は増加傾向にあります

ちょっとした変化、特に歯ぐきの状態の変化には自覚症状がほとんどありませんので、なかなか気がつかないものです。

まして、多少歯ぐきが赤く腫れていたところで「若いから歯槽膿漏なんて…」と思われがちですから、歯肉炎は痛みや違和感が生じるまで気がつかれないケースがほとんどです。

そのようなちょっとした悪い変化に気がつくためには、『歯医者に行くことを習慣にする』ことが大切です。

当然のことですが、生まれて初めて生えてくる乳歯や生え変わったばかりの歯には悪いところはまずありません。

まずは、その健康な歯を健康な状態で守り続けていくことが大切です。

そのためには・・・

毎日の歯みがきの正しいやり方を覚えること

歯医者さんで定期的な健康チェックをすること

が大切です。

歯とお口の健康で苦労されたつらい経験がある親御さんほど、お子さんの歯の健康には敏感になることでしょう。

実際に、近年の親御さんの意識向上には、私たちも感服します。

ただ、親御さんの目の届く時期、言うことをきく時期はある程度限られているのも事実です。

実際に、小学生のうちはしっかり来院されていたお子さんが、中学生になると来院されなくなってしまうケースは非常に多いのが実情です。

成長とともに世界が広がり、忙しくなってくると思いますので、仕方のない一面もあるとは思います

しかしながら、根本的には『歯医者さんに行く重要性』をお子さん自身に理解してもらうことが重要だと思います。

子どもと言っても、自分の意思があります。

ですから、お子さん自身にも歯医者さんに定期的に行くことの重要性を理解してもらい、自らの意思で歯医者さんで定期的に健診を受けてもらうことが大切です。

子どもの時期、特に永久歯に生え変わっている時期の習慣が一生涯の歯とお口の健康にも影響することに思いを馳せ、お子さん自身に理解して行動してもらうことを大切にしています。

しらき歯科クリニック

安八郡安八町東結481-1
℡.0584-62-6677

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    院長の白木完治です。私が歯科医師を目指したのは・・・<続きを読む>

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