10年前と比べて、お子さんの歯の健康に関する状況は大きく変わってきています。
現代のお子さんは、昔の子どもたち(つまり親御さんたち)と比べると、むし歯の数が激減しています。
その背景には、親御さんたちの意識の高さがあります。そして、おやつにキシリトールなどむし歯になりにくい甘味料が使われていることも良い影響を及ぼしているのでしょう。
非常に喜ばしい状況である一方で、大人に近づくにつれてだんだん歯とお口の健康状態が悪くなっていっているのも事実です。
親御さんの目が行き届きにくくなり、食生活や生活習慣も徐々に乱れがちになってくるからでしょう。
特に、中高生の“歯肉炎”(初期の歯周病)は増加傾向にあります。